Overview of our clinic 当院の概要

New Spine クリニック東京は、脊椎脊髄疾患と運動器抗加齢(アンチエイジング)治療に特化した国内でも数少ないクリニックです。
腰痛、肩こり、首・背中の痛み、神経痛、関節の痛みに代表される脊椎脊髄疾患を的確に診断し、身体の負担を可能な限り軽くする最小侵襲治療(MIST、ミスト)を展開します。
また、国内外でも数少ない運動器アンチエイジング医療をご提供致します。運動器は、骨、筋肉、せぼね、関節、じん帯、神経などの組織で、日常生活で身体を支えたり、動かしたりするのにとても重要な役割を果たしています。
クリニック内には手術室、イノベーティブ・リハビリセンター、プライバシーを重視した待合室と個別施術室を完備しています。入院が必要な手術等は、当クリニックの連携医療機関において、総院長が自ら実施致します。予約制システムを導入し、保険診療のみならず自由診療を複数取り入れ、様々な治療をご提案し、ワンランク上の医療サービスを目指しています。

New Spine クリニック東京

皆様、この度永田町で新たに開院されるNew Spine クリニック東京総院長に就任した石井賢と申します。私は1993年に慶應義塾大学医学部を卒業し、同大学整形外科に入局し、慶應大学病院と関連病院で研修し、脊椎脊髄疾患の専門医となりました。2000年からは3年半のアメリカのジョージタウン大学とハーバード大学に留学し、臨床と幹細胞を用いた再生医療などの基礎医学を学び、2004年に慶應大学病院に帰室しました。その後、慶應大学整形外科講師と脊椎班チーフを務め、2017年に国際医療福祉大学医学部整形外科学 初代主任教授に就任し、同大学の三田病院と成田病院の副院長・脊椎センター長として、勤務しておりました。2022年までの約30年間は大学人として医療の最先端の組織で臨床、基礎研究、教育、病院経営、海外からの医療ツーリズム等に携わって参りました。2023年には、これまで培ってきた自身の専門分野において、患者様のニーズ、価値観、生活スタイル等現代社会にマッチした医療を提供させて頂こうと思っています。どうぞ末永く、宜しくお願い申し上げます。

私が整形外科医になった理由は祖父と父が建築家であった事が大きく影響しています。建築分野では建物設計や再建を行いますが、医療分野においてこれに類似した領域が整形外科、すなわち怪我や加齢によって傷んだ背骨や関節などの骨、靭帯などを再建する領域となります。さらに脊椎脊髄の専門を志し、大学教員として自己研鑽をしてきた理由は、私が学生の時から腰痛に苦しみ、腰椎椎間板ヘルニアや頚椎椎間板ヘルニアを患った経験があるからです。腰痛、首こり、神経痛の痛みや治療の辛さは、私も患者様と同じように経験しています。したがって、自身の経験を踏まえ、十分に理解病態を見極めて最良の治療が提供できるものと確信しています。

さて、今回永田町のNew Spine クリニック東京を選択した理由は、祖父の石井桂が自由民主党の衆議院と参議院議員だった事によります。祖父は、自由民主党本部が入居する自由民主会館の設計を務めた事もあり、私も幼少時に幾度も永田町を訪れた事を記憶しています。したがって、私にとって永田町は聖地の1つです。この地で開業されるクリニックの総院長を務められる事を大変光栄に思っています。

当クリニックの名称はNew Spine クリニック東京(ニュースパイン クリニック トウキョウ)となります。Spineは脊椎=せぼねを意味します。私が長年専門としている脊椎の病気に対する肉体的かつ精神的に負担の少ないMIST(ミスト:最小侵襲脊椎治療)を主に行います。MIST(最小侵襲脊椎治療)は、脊椎脊髄疾患に苦しんでいる患者様に対して正確な診断のもと身体のみならず精神的にも負担を最小限にして治療を提供致します。具体的には、保存療法である薬物療法、装具療法、物理療法、理学療法、運動療法、ブロック療法などを行います。特に診断においては、長尺X線撮影装置、低線量放射線照射装置、体組成計測器、骨密度測定器、超音波等の最先端画像機器を用いて正確な診断を下します。リハビリテーション室においても様々な最先端医療機器を配置しており、脊椎疾患と運動器疾患を専門とする理学療法士とトレーナーと連携を取って治療を遂行して参ります。さらにクリニックには手術室も完備しており、脊椎最小侵襲・内視鏡手術などの日帰り手術も可能です。入院による手術が必要な場合は、連携施設において手術を行います。さらに、このMIST(最小侵襲脊椎治療)の概念には、脊椎を含む肉体的な運動器抗加齢(アンチエイジング)による予防や再生治療なども含まれます。本クリニックでは、この運動器抗加齢(アンチエイジング)治療も実施します。具体的には、脊椎や関節を含む運動器疾患のドック検診を行い、科学的根拠に基づく予防医療や再生医療等の最先端治療を提供致します。

私の治療のモットー・理念は、“自分が受けたい治療を患者様に提供する”につきます。これを達成するには、治療は保険診療と自由診療に分けて行う必要がありますので、どうぞご理解のほどお願い致します。最小侵襲脊椎治療と運動器抗加齢(アンチエイジング)治療の2つの点に特化するという観点からすると、国内外では類例のない次世代のクリニックという位置づけになるかと思います。
当クリニックは、その時代において常に最先端の医療を提供し、皆様が健康で活力に満ちた生活を送れるようにサポートしていきます。そして、地域、国内、海外からの多くの皆様に愛されるクリニックを目指していきます。皆様の人生の一部となり、健康な未来を共に築いていくことを心から楽しみにしています。

2023年10月
New Spine クリニック東京 総院長 石井 賢

石井賢 KEN ISHII

New Spine クリニック東京 総院長
慶應義塾大学医学部整形外科 特任教授(非常勤)

慶應義塾大学医学部卒業。アメリカ ジョージタウン大学とハーバード大学に留学後、慶應義塾大学整形外科 専任講師と国際医療福祉大学医学部整形外科学 初代主任教授、同大三田病院・成田病院副院長・脊椎センター長を経て、2023年より現職。最小侵襲脊椎治療(MIST)学会理事長、日本脊椎脊髄症学会(JSSR)評議員、日本抗加齢医学会評議員、前日本整形外科学会(JOA)代議員。日本専門医機構 整形外科専門医、日本整形外科学会(JOA) 日本整形外科専門医・脊椎脊髄病医・脊椎内視鏡下手術・技術認定医・リウマチ専門医、日本脊椎脊髄病学会(JSSR)脊椎脊髄外科専門医・脊椎脊髄外科指導医、臨床修練指導医、難病指定医。 首こり、腰痛、頚椎症、ヘルニア、腰椎すべり症、難治性疾患(首下がり症候群、靭帯骨化症、脊柱変形、脊椎脊髄腫瘍、脊椎術後後遺症など)をはじめとする脊椎疾患全般を専門とし、5600症例を超える豊富な手術経験を持つ。脊椎最小侵襲・内視鏡手術の本邦における第一人者。特に腰椎変性すべり症と首下がり症候群では、国内外から多くの患者が訪れる。首下がり症候群ではSHAiRリハビリプログラムの開発者の一人であり、当クリニックで実施している。運動器抗加齢(アンチエイジング)では、米国で幹細胞を用いた再生医療研究に長年従事し、経験が豊富である。運動器・整形外科領域の分かりやすい解説により、テレビ番組やラジオ番組、新聞などの各種メディアに多数出演。

石井賢

浦田龍之介 
RYUNOSUKE URATA

New Spine クリニック東京 イノベーティブリハビリテーションセンター
チーフトレーナー

国際医療福祉大学卒業。国際医療福祉大学三田病院リハビリテーション室での勤務を経て、2023年に現職。理学療法士、修士(保健医療学)、認定理学療法士(運動器)。
運動器領域に関する豊富な専門知識を有し、石井賢医師とともに、首下がり症候群や脊椎術後、腰部脊柱管狭窄症に対するリハビリテーションや理学療法に従事した経験を持つ。首下がり症候群では研究チームの一員としてSHAiRプログラムの開発・実践に携わり、これまでに多くの患者様にSHAiRプログラムを提供した経験を持つ。また、運動器アンチエイジングやスポーツリハビリテーションについての治療経験も豊富。
当クリニックでは、患者様のお体のチェックからリハビリテーションの提供、アフターフォローまでを丁寧に行う。また、患者様の状態に応じて、体組成計を用いた身体測定や物理療法を駆使したリハビリテーションなどを提供する。

浦田龍之介

1

患者様中心の全人的ケア

診断と治療計画は、患者様のニーズ、価値観、生活スタイルに基づいて行われるべきと考えています。医療スタッフは、身体的な健康だけでなく、心理的、社会的、精神的健康も重視します。全人的なケアを提供することで、患者様の全体的な生活の質を向上させます。

2

科学的根拠に基づく
最先端医療の提供

我々は科学的根拠に基づく最善の最先端医療を提供します。ご提供する医療は科学的な根拠や私どものこれまでの研究成果に基づいています。

3

信頼と尊重

我々は、患者様と医療スタッフ間の相互尊重と信頼の文化を育てます。これらは、良好な治療結果を実現すると確信しています。

4

革新と進歩

医療の知識と技術は常に進化しています。我々は、最良の治療法を提供するために絶えず新たな技術を学び、自己研鑽を続けます。新しい技術や治療法を率先して取り入れることで、最先端かつ最善のケアを患者様に提供致します。

5

チームワークと協力

我々は、スタッフ全員が一丸となり、最高の患者ケアを提供するために共に努力します。クリニック内のチームワーク力の向上は、結果的に患者様に最良の治療結果をもたらすと確信しています。

New Spine クリニック東京

〒102-0093 東京都千代田区平河町2-6-3
都道府県会館地下1F New Spine クリニック東京

・電車でお越しの方

▷クリニックは地下鉄永田町駅直結です。
 東京メトロ有楽町線・半蔵門線「永田町駅」
 5番出口を地上に出ず通り過ぎて、 9b番出口方向へ地下鉄連絡通路を通ると左手です。
▷東京メトロ南北線「永田町駅」 9b番出口の地下1F右手です。
▷東京メトロ丸の内線・銀座線「赤坂見附駅」 D番出口より青山通り(国道246号)に出て 徒歩5分
 (都道府県会館1F出入口)です。

・車寄せされる方

都道府県会館の正面入口(1F)にて乗降車できます。

・自家用車でお越しの方

提携駐車場はございませんので、最寄りの駐車場をご利用ください

海運ビル http://kaiunclub.org/access.html

東京ガーデンテラス紀尾井町 https://www.tgt-kioicho.jp/access/

・休診日

日曜日および祝日(木曜日と土曜日は隔週で休診)